党務 2021 9 26

 最近は、官邸が強くなって党が弱いと言われますが、
党のおける情報収集と政策決定プロセスは、重要だと思っています。
 もちろん、決断は、首相や大臣が行うものですが、
情報収集や政策決定プロセスは、
多くの人が関与したほうがよいと思っています。
 「根回し」も必要であると考えています。
大組織を動かしていくには、ある程度、「根回し」が必要でしょう。
 もちろん、別の方法もあります。
「理想」や「理念」を語ることです。
 実務家は、そんな面倒くさいことはやりたくないと思うでしょうが、
大組織を動かしていくには、「理想」や「理念」を語る必要があるのです。
 安倍政権が長続きしたのは、
「理想」や「理念」を語っていたからです。

小説吉田学校 2020 4 19

私の高校時代の愛読書は、「小説吉田学校」でした。

 「小説吉田学校」で印象に残った政治家としては、
行商でリヤカーを引いて商売していたが、
最後は大蔵大臣まで出世した渡辺美智雄氏でしょう。
今の政治家には、このような突破力はないでしょう。
 それから、「山梨の怪人」と言われた金丸信氏でしょうか。
党内における調整力は抜群なものがありました。
 さらに、真意を聞いてみたいと思ったのが、二階堂進氏です。
巨大派閥の田中派の大番頭をしていましたので、
田中派が批判されると、二階堂氏も批判されていました。
 二階堂氏は、鹿児島県出身で、若い頃は、
「1932年にアメリカ合衆国に渡り、南カリフォルニア大学政治経済科を卒業、
南カリフォルニア大学大学院国際関係科に進むが、無理がたたって肺結核にかかる。
一時は死を覚悟したが、肺の病患部を切除するという当時最新の手術が成功し、回復。
大学院を卒業する。
 日米関係が悪化する中で、
日本とアメリカの架け橋になろうとして全米各地を遊説して回るが、
志半ばのうちに1941年8月に龍田丸で日本に帰国」という経歴があります。
(ウィキペディアから引用)






















































































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